リボルバーズ丸谷の"好き・嫌い"

少なくともこのブログ読者は好きです。

悪口

【嫌い】ですかね。といっても僕も口悪かったりするんであんまり強く言えないんですけどね。悪口は言わないようにしてます。言わないようにしてるって書くと日頃から気を付けてるみたいな言い方ですが、意識して気を付けてるワケでも無いです。口が悪い分、言いたいことがあったらハッキリと本人の前で言いますからね。皆さんは「悪口」と「口が悪い」の違いってわかります?

 

例えば、「お前のその髪型、キモいからやめたほうがいいよ」

これは悪口です。言われたほうは結構傷ついちゃうと思います。

直接言われても嫌だし、影で言われるのも嫌ですよね。

 

けどこれが、「千円カットでおまかせ頼んだろお前」

こう言い換える事によって、よほどメンタルが弱い、もしくは冗談の通じない人じゃない限り、大体は笑いながら否定してきます。そして、やんわりと自分の髪型が変なんだって事に気づかせてあげることが出来ます。

人によっては傷つくかも知れませんが、最初に挙げた言い方よりは遥かにマシだと思いますよ。まぁ、受け取り側によっては嫌味だと感じる事もあるかもしれませんけどね。実際紙一重みたいな所ありますし。そもそも相手に伝える必要がないなら言わなくていいです。相手の為を思った結果、どうしても言いたいなら極力相手が傷つかない様に言いましょうってだけで。

 

悪口が出てしまうのはしょうがない事だと思いますよ。うん。

自分も相手も、完璧な人間なんてこの世に一人も居ないんですから。(俺と新垣結衣は除く)

相手の嫌な面を見てしまった時に、「あいつ嫌い」ではなく、「あいつのああいう所が嫌い」って思えるようになれば良いかも知れませんね。

一部分だけを見て相手の全てを否定してしまうのは勿体ない気がしません?

 

悪口で思い出したんですけど、学生の頃国語の授業で教科書の文を一文ずつ、生徒が順番に読むみたいなのがあったんですよ。それで、普段あまり学校に来ない引きこもり気味の大人しい女の子がたまたま来てて。その子の読む番が回ってきたんですけど、凄く声が小さかったんですよ。そのことに対して先生が、「そんな小さい声で誰が聞こえるんだ?もっと大きい声で読め」って言ったんですよ。そのあと女の子が何度か読み直すんですけど、「聞こえねーぞ」って先生が言うもんだから、泣き出しちゃって家に帰ったんですよ。それから学校に来ることもなく卒業しちゃって。

 

先生の気持ちもわかるけど、もっと言い方あるんじゃないかって思うんですよね。器用にやれよと。

爆笑とまではいかなくても、ちょっとユーモアを交えるだけでだいぶ印象変わると思うんですよ。僕がもし先生で、声の小ささを指摘したかったら「二階で親でも寝てんのか」みたいな感じでやんわりと伝えますけどね。そういう事が学校の先生って出来ないじゃないですか。それが出来る先生なんて一学年に2人居れば良い方ですからね。

 

教科書の知識だけで教壇に立ってる先生なんて人間としてめちゃくちゃ浅いですよ。キッズプールよりも浅いです。そんな元に居続けりゃ生徒も育ちません。自分が浅い人間だという事にも気づけない、海の深さを知らない、「井の中の蛙大海を知らず」状態です。マニュアル通りに生きてくことが正義だと信じて疑いませんからね、彼らは。

 

これは今回のブログテーマ「悪口」にも言える事なのですが、相手だけじゃなく自分を疑うことも忘れないというのも重要だと思いますよ。本当に自分が正しいのか改めて考えなおしたとき、後ろめたいものがないなら自分の意志を貫けば良いと思います。