昔話
【嫌い】なんですよ。小さい頃から嫌いです。
幼稚園の先生「...というワケで、お姫様は幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。みんな、どうだった?」
園児「おもしろかったー!」
俺(5才)「...ふん。ヘドが出そうだ」
こんな感じの嫌な園児でした。
まぁ嫌いな理由を1つずつ書いてきますか。
まず王道の桃太郎から。
赤ん坊が入った桃が川に流れてくるとかは、まぁ、おとぎ話なんで良しとしましょう。
「イヌ、サル、キジを仲間にして」
問題はここです。皆さんは気付きましたか?
ここ実は、
「イヌ、サル、トリを仲間にして」
で良いんですよ。なんで鳥だけ「キジ」と詳しく書いてるんですか。
それか、どうしてもキジが譲れないなら、
「柴犬、ニホンザル、キジを仲間にして」
って感じで、犬と猿も種類を説明すべきです。
なんで桃太郎の作者は、鳥だけ詳しく書くというミスを犯したのかってのを考えたのですが、
これは僕の推測なんで本気にしないで欲しいんですけど、実はこれミスじゃなくてわざとトリだけ詳しく書いたんじゃないかと思うんです。
じゃあなんでわざと鳥だけ詳しく書いたかってのも推理したんですけど、作者は恐らくこの物語の信憑性を高めようとしたんだと思います。姑息すぎる。
きっとインターネットで、「これは嘘松」と言われるのが怖かったんでしょうね。小心者め。5ちゃんねるが怖いなら最初からこんな嘘つくなって話ですよ。
本当の嘘松ツイートをしてる人も、「30歳くらいの男が電車で」と、本当はそんな話最初から作り話のくせに30歳と詳しく書くことで、あたかも本当に見たかのように見せてるんですね。このやり方と桃太郎は似てます。
(なんでわかるかって?僕もよく嘘松ツイートするからです。本当はパートのババアを背負い投げした事なんてありません)
次は2番目くらいに王道の「浦島太郎」いってみますか。
この話に至っては、今年で21歳を迎えた僕でさえ未だに何が言いたいのかわかりません。
イジメられてた亀を助けた浦島太郎が竜宮城に連れてってもらい、ハッピーハッピー。みたいな話です。なんで海の中で息が出来るんだとかそんな野暮な話は置いときましょう。まぁこの説明だけ聞いたら良い話じゃないですか。
問題はオチです。
亀を助け、最後まで善人のままだった浦島太郎が、お土産として貰った玉手箱を開けたらおじいさんになってしまい、結婚する事も子孫を残す事さえ出来ず、老人のまま物語は終わりです。
....?
...これ...何が言いたいの?メッセージ性はなに?
恐らく亀をイジメてた子供達は結婚し、子孫を残し、楽しく生きてく事が出来たでしょう。
助けた浦島太郎が不憫すぎる。
そもそも、竜宮城のクソ野郎共はなんでおじいさんになる箱を渡したのでしょう。嫌がらせとしか思えません。亀をイジメてた少年よりひどいイジメです。恩を仇で返して来やがった。
こういう引っかかる点が昔話にはたくさんあるんで、昔から好きじゃないですね。作者もとっくに死んでいる為、先生に聞いても「そんなの先生もわからないわよ。生意気なガキね」と言われて終わりなので永遠の謎です。
誰かわかる方教えて下さい。以上。