Amazon
【好き】ですね。僕の住む街北海道は荷物が届くの遅いんで2〜3日はかかるんですけど、その2〜3日も愛おしく思えるほど好きです。
荷物が届く当日なんかは家に帰るのが楽しみで仕事中もずっとワクワクしてます。
けどこの間、少し悲しい事がありました。Amazonで注文した商品が届く日、指定配達時間の夕方18時くらいにワクワクしながら待ってたんですよ。
本当は風呂に入りたいけど、入浴中に荷物が来たらヤバイと思って入らずにずっと待ってました。
1時間くらいソワソワしながら待ってたんですけど、一向に来る気配が無い。
お腹が空いてコンビニに行きたかったんですけど、それも我慢。
そしてさらに30分が経ち、ウンコをしにトイレへ行ったんですよ。
パンツを下ろしてウンコを出した瞬間に、
ピーンポーン
「ああああああ!!ま、待ってくれ!!クソッ!!こんな時に!!ブリュ、ブリュリュリュリュ」
ピーンポーン
「ああああああ!!待ってくれ!!違うんだ!!俺はここに居る!!行くな!!行くな!!!!!ブリュリュリュリュ」
ピーンポーン
「ええい、悪いがウンコよ、お前とは後で遊んでやる!!まずは荷物が先だ!!ここはひとまず休戦といこうじゃないか!!!」
ウンコ「よかろう」
猛ダッシュでインターホンの受話器を取る。
俺「はい!!!!」
もうそこには誰も居なかった。
非情にもヤマト運輸は俺にウンコをさせる猶予さえ与えてくれなかったのだ。しかしこの件に関しては100%俺が悪い。インターホンの前で崩れ落ちる俺を嘲笑うかのように、ヤマト運輸はトラックのエンジン音を残し去っていく。
大粒の涙を流しながら、先程出し切れなかったウンコを排泄しに再びトイレへと戻る。
しかし、もうウンコも出なくなっていた。
ウンコまでも肛門の中に不在連絡票を残し、去っていったのだ。
まるで、「好きな人出来たから別れてくれ」と彼女に伝えたあと、好きな人に告白しに行ったらフラれてしまい、元の彼女のところへ戻ろうとしたら元の彼女にまでフラれてしまった、みたいな感じですよね。
「クロネコヤマトの宅急便」の言い方で
「クソ出ろ今すぐ早急に」とトイレで言ったのを思い出します。