リボルバーズ丸谷の"好き・嫌い"

少なくともこのブログ読者は好きです。

他人家族と飯を食う流れ

【嫌い】でしたねぇ...。小学生・中学生の頃、友達の家に行ったらお母さんが「ご飯食べて行きなよ」みたいな事言ってくれてたんですよ。

そういう経験した方も多いと思います。

 

気持ちはすごく嬉しいし、有り難いし、友達のお母さんのことが嫌いとか全然そういう事じゃないんですけど、嫌いでした。

 

理由は至極簡単で、死ぬほど緊張するんですよね。

チャーハンとかそんなんだったらまだ良いんですけど、何か調味料をかけなきゃいけない系の食べ物を出された時が厄介なんですよ。

もしも、ここの家族とウチの家族の調味料文化が違ったら...。

気まずい空気が流れ、僕は今後その家族の中で異端者扱いされる事間違いなしです。

 

「いやいや、気にしすぎだよ。誰もお前が飯食うところなんて見てないって」

と言う陽キャもいるでしょうが、料理を作ったお母さんは100%、確実に、僕が飯食う姿を見てます。「私の作った料理、どうかしら」的な目で。

 

昔、友達の家で目玉焼きを出された事があるんですが、醤油派の僕に対し友達の家族は全員ソースをかけていました。カルチャーショックを受けながらも、その時だけソースに切り替えた事があります。

ああ、これを四字熟語で「臨機応変」と言うのだな...そう思いました。

いにしえから伝わることわざ、「郷に入っては郷に従え」の意味もここで理解しました。

 

もう友達の家で飯を食うイベントなんて今後無いでしょうが、将来訪れるであろう「嫁の家族と飯を囲む」という最大のミッションが僕を待ち受けてます。

もしもその家族と調味料文化が違ったら...。

考えただけでも寒気がします。

おそらく結婚は反対され、「馬の骨」呼ばわりされ、ベランダから放り出されるでしょう。

想像しただけでも怖いので、まだまだ独身生活を楽しみたいと思います。